既存のお友だちと着物で出かけようと思った時に私がやったこと

ハウツー

ごきげんよう、椎名さん。です。

本日は「既存のお友だちと着物で出かけようと思った時に私がやったこと」のお話です。

現在の友だちとも着物で会いたい!

着物を着てお出かけしたいけど、
お友だちと遊ぶのに着て行っていいのかな?
変に気を使われたり、迷惑かけたりしないかな?
と色んなことを気にしてお友だちとのお出かけのハードルが高いよ!
という方の参考にしていただければ幸いです。

生まれてこのかたずーっと着物で生活しているわ☆
という人でなければ、人生のどこか途中のタイミングで着物を着るようになります。

新しく着物友だちを作ろう!という場合は前回の記事を参考にしていただくとして
今現在お付き合いのある友だちともお出かけしたい!と思った時のお話です。

私がやった方法

着物に興味があるといろんな人に伝える

まずは着物に興味があるということを色んな人に伝えてみました
「着物を普段着にしたいと思ってるんだー」
「着物着れるようになりたくてー」
「この前着付やってみたんだけどー」
私はそういう話を結構友だちにしていました。

何人かに話していると
「へー、そうなんだねー」
という反応の人と
「いいじゃん、いいじゃん」
という反応の人がいることに気付きました。

そしてその
「いいじゃん、いいじゃん」
と言ってくれる人に
「じゃぁ今度着てきてもいい?」
と聞いてみてそれを楽しそうに受け入れてくれた人と遊ぶときに
着物を着るようにしました。
(あくまでも楽しそうに受け入れてくれた人です。
渋々・・・な雰囲気ならやめていたことと思います)

好意的な反応をくれる人は大抵ウェルカムな雰囲気で迎え入れてくれます。
私が聞かずとも
「じゃぁ今度遊ぶとき着ておいでよ」
と言ってくれる人もいましたから
その時は喜び勇んで着物で向かいました。


(「いいじゃん」って言ってくれた友だちは綺麗に写真も撮ってくれたりもします☆)

何人かのグループで個人的な付き合いがある人と会う

友達づきあいは1対1だけでなく
複数人のグループで付き合いがある人もいますよね。

私はグループの中でも個人的に遊ぶ人たちと会う時に
まず着物を着て会いました。
(それは上記の「いいじゃん」という反応をくれた中の一人です)

そうするとその後グループの集まりに着物を着て行った時
「えー!どうしたの?」
と言われても事前に会っていた人は
「前も着てたよー」
という感じでナチュラルに受け入れてくれるんですよね。

全員が初見さんという状態よりもずっと心が楽でした。
初めて見るほうの人も
「そうかー。初めてじゃないんだねー」
と受け入れやすいのか、あっさり受け入れてくれます。


(友達とカラオケに行った時のコーデ)

アイコンを着物姿にしてみる

LINE、Twitter、Facebook等々・・・
SNSではアイコンを設定しますよね。
これを着物姿にしてみるのです。

意外に人はここを見ているようで
旅行先での写真を使っていたら久しぶりに会った知人に
「あれ、どこ行った時のやつ?」
みたいに聞かれることありませんか?
そして自分自身も
「あ、この人のアイコン変わったな」
って思うことも。。。

それを使って
「着物着てる人」
の印象を少しずつ付けるのも手です☆

これは上記のすべてに言えることですが
ワンクッション情報を与えておくと結構人は受け入れやすくなるものです。

→関連記事「着物友だちがいない人への着物仲間の作り方講座」

自分でイベントを企画しちゃう


(お好み焼きを食べに行った初心者キモノスキーの頃。浴衣で行きました)

前回の「着物友だちがいない人への着物仲間の作り方」にも書きましたが
友だちと一緒に着物を着て遊ぶことを計画しちゃうのもアリです。

夏なら浴衣を着て夏祭りに行くのもいいですし、
ちょっとした観光地でレンタル着物で遊ぶのも楽しいです。

着物でなくてもドレスコードを
「和っぽい何かを身に着ける」にするとか
「浴衣かアロハ」にするとかも
これらは過去私が経験したイベントではありましたが
それも着物を着られるいいチャンスでした☆



着ていくときに気を付けること


(今や友だちも気にせず着物でピクニックするくらい☆)

では、いざ友だちと遊び行くときに気を付けることとは何か。
それは必要以上に相手に気を使わせないということです。

着慣れていれば大抵のことは着物でできますが、
それは自分だから分かることです。
着物を着ない友だちにとっては分からないことだらけはなず。

雨が降っても大丈夫?
歩くペース早すぎない?
ご飯食べると食べこぼしとかで汚れない?
そう思ってくれる親切な友だちもきっといますよね。

なので私はいつだって
「全然大丈夫☆」
という顔をしているように心がけました。

雨が降りそうな天気なら洗える着物を着て行って
「これは濡れても大丈夫だから」
と先に伝えました。

食べこぼしは風呂敷を膝に広げたりして
汚さないようにしました。

歩くペースは正直元々遅いのでそこはあまり変わりませんでしたが(笑)

そしてその時何が起きてもそれは自分の責任である。
ということを忘れずに。

一緒に遊んでいる友だちが
「着物で遊ぶと制限が多くて楽しくないな」
と思わないようにするのがイチバンです。

 

→関連記事「着物でピクニック!コーデで気を付けるポイントはこれ!」 

考え方の基準は

私は自分で着物着たいと思って着ているので
着物を着ることの楽しさや不具合は自分で調べてある程度理解しています。
でも着物を着ない友人はそうじゃない。
ということを念頭に置くとき、私は想像していたことがあります。

それは友だちが
「私が知識のない格好をしたら何を不安に感じるか」
ということでした。

例えば男友達が
「スコットランドの民族衣装のスカートを履いて遊びたい」
と言ったら。

例えば還暦の友人が
「ゴスロリを着てホテルでお茶したい」
と言ったら。

私なら最初に何を不安に感じるだろう。
そしてその不安はどうすれば拭えるだろう。
そう考えました。

自分が好きなものを調べていると
どんどんその知識は貯まっていきます。
それはとても素晴らしいことなのですが、
相手はそうじゃない。
ということを忘れないために私は今も時々こういう想像をしています。

私が上げたこと以外にも気になるな。。。
と思うことがあるならば
この考え方を基準に想像してみると
違ったものが見えてくるかもしれません。

まとめ

既存の友人と着物でおでかけするときにやるのは

・着物を着たいと思っていると口に出して人に伝える
・グループの中でも個人的に付き合いのある人と遊ぶときに着てみる
・その後グループの集まりにも着ていく
・自分でイベントを開催してみる
・アイコンを着物姿にしてみる

これをやっていると段々自分の行動範囲も広がって
着物を着て行動することに慣れてきます。

その頃には周りからも
「着物の人」として認識されるようになっているかと思います。

そして着物を着るときは

・相手に極力無駄な気を使わせないこと
・相手は着物のことは分からなくて当然

という気持ちで行くことが大事です。

お友だちとお出かけするときの参考になれば幸いです。
そして着物でのお出かけ範囲を広げられますように☆

では、また次回。
じゃいねー。

 

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