普段着物を冬に始めるメリットとデメリットそして対策法

ハウツー

ごきげんよう、椎名さん。です。

本日は「普段着物を冬に始めるメリットとデメリットそして対策法」のお話です。

着物をはじめるのに最適な季節とは?

着物を始めるのに1番いい季節はいつですか?
と聞かれたら
「それは、今!」
と、私はきっと常に答えるでしょう(笑)

興味を持った時に始めるのが1番いい!
と思っているからではありますが、
本当にそれを聞きたい人にとってそれが答えでないことは分かります(笑)

では本当はいつがおススメか?というと
個人的におススメなのは、今!!
いえ、これは本当です(笑)
私自身が秋~冬に始めたというのもありますが、
この時期に始めるのは結構いいと本当に思っています。

本日は冬に着物を始めるメリットとデメリットをお伝えします。
着物はじめてみたいけどどうしようかなー・・・
と思っている方の参考になれば幸いです。

冬に着物をはじめるメリット

羽織やコートで隠せる


(隠れてます!)

最初からめちゃくちゃ理想の着付ができる!!
という方は稀ですよね。

着てみたはいいけれど、上手くいかない・・・
ちょっと自信がない・・・
というのはとても普通のことです。

家の中で練習しているだけなら上手くいかなくても問題ないのですが、
せっかく可愛い格好をしたならばお出かけしたいですよね。

そんな時に心強いのが羽織やコートです。
サラッと羽織ればうまくいかなかった帯結びも隠してくれます。
しかも隠してくれる羽織自体が可愛い!

私は初めてお太鼓をした時あまり上手くいかなくて
出かけた先でほどけてしまいましたが
羽織があったので人から大きくバレることなく済みました。
(自分で違和感を感じて気付き、お手洗いで直すことができました)

もしこれが羽織を暑く感じるシーズンだったとしたら・・・
きっとダラリと帯を垂らしたまましばらく闊歩していたと思います。

これは極端な例にしてもちょっとした粗を隠せる分
冬に着物をはじめるのはハードルが低いのです。

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(私が上の写真で着ているのはこちら)

着物を着るイベントが結構ある

七五三、お正月、成人式、卒業式・・・
秋から春にかけては着物を着るイベントが揃っています

イベントの着物はフォーマルなものになるので、
普段着物とは違うのですが、
街に着物の人がいるシーズンは
普段着物を着ていても馴染むことができます。

お正月以外のイベントは当事者しか会場には行きませんが、
街中を歩いている着物の人が増えるシーズンは
何となく着物姿が見慣れるのか
人からの注目も少ないような気がします。

あんまり目立ちたくないよ・・・
と思っている方はイベントシーズンに始めるのはお勧めです。

ちなみに着物を着ている人が増えるわけではありませんが、
年末年始などはクリスマスやパーティーが多いからか
華やかな格好をしている人も増えます。

少しばかりあでやかな色を纏っても違和感がないので
私はここぞとばかりに派手な色を着て歩いたりもします☆

選択肢が多い


(お下がりも袷着物が多いイメージです)

着物や帯の誂えもの(ご自身のサイズに仕立てるもの)については
やはり冬に着る袷はお仕立て代が高くなってしまいますが
リサイクルについてはお安いものが多く、
しかも単衣や夏着物に比べて選択肢も多いです。

これは
10月~5月は袷。
6月・9月が単衣。
7月・8月が夏着物。
という期間を見ればわかる通り
純粋に着られる期間が長い分、残っているものが多い。
という理由だと思います。

沢山ある中から選ぶのは目移りもしてしまいますが、
沢山の中から探すと好みのものに出会える可能性も上がります☆

お値段がピンきりなのはどのシーズンにも言えることですが、
そもそも出回っている量が多いので
お安いものの中にも好みのものがある可能性は高いです☆

洋MIXすることもできる

これは全員に当てはまるわけではないと思いますが、
普段着物を着たい!と思う方の中には
洋MIXしてみたい!と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

洋MIXについては断然涼しいシーズンに始めるのがお勧めです。

襦袢の代わりに着るニットやシャツは防寒になりますし、
洋MIXは重ね着を楽しむという側面もありますから
寒いシーズンの方が色々試せるのですよね。

暑いより寒い方が対策が立てやすい

夏は暑く冬は寒い。
というのはお洋服だろうがお着物だろうが同じですが、
お着物の方がお腹周りが包まれていて暖かいと思います。

その分夏の暑さ対策の方が難しい

もちろん暑さ対策して夏着物スタート!もアリですが、
冬の寒さ対策から始めたほうが比較的楽だと思います。

→関連記事「頭のてっぺんからから足元まで!着物ライフの防寒対策」

デメリットや気を付けるべきポイント

ここからはデメリットや気を付けるべきポイントです。
一緒に解決方法もお伝えします。

揃えるもののお値段が高くなりがち

夏なら着物スリップの上に浴衣だけ!でOKですが、
冬になると襦袢やそれを着るための小物たち、そして足袋・・・
揃えるものが増えてしまいます。
その分お値段はどうしても上がります。

それについては私はリサイクルショップやネットショップを使いました。
いわゆる町の呉服屋さんに比べてグッと安く済みますし、
見比べながら購入できるのも良いところです。

→関連記事「【初心者向】着物や小物を探すのによく利用していたショップ(今も使ってます)」

しかも上記した通り、リサイクルショップで買う袷着物には
お安いものもたくさんありますから
トータルしてみたら夏場の浴衣より安い・・・
ということはよくある話です。

お安いことだけがいいこととは思いませんが、
お安いというのは新しいことを始めるハードルを下げてくれる
大事な要素の一つだと思います。

是非見比べて手に入れてみてください。

荷物が多くなりがち

冬場はコートや羽織を着ますし、
ストールやグローブを使うことも多々ありますよね。
しかも室内は暖房がきいていて暖かい・・・。
となったら荷物が増えてしまいます

気温と体感温度に慣れる前は
「思ったより暑くてずっと羽織は手に持っていたな・・・」
っていうこともあり得ます。

これは何度も着物でお出かけして
自分の体感温度に慣れていくしかないのですが、
まずおススメなのは散歩。
そして美術館などの温度調整がしっかりしているところです。

短時間の外出で自分の体感温度を知って
次のお出かけへの準備をしてみましょう。

春や秋に比べて「寒い」ということが確定している冬なので
自分の体感温度を確認しやすいのも冬着物スタートのいい所です。

→関連記事「初心者にこそおススメできる着物でひとり散歩☆」

まとめ

普段着物を冬に始めるメリットは

・羽織やコートでうまくいかない着付も隠すことができる
・七五三、お正月、成人式、卒業式と
 着物を着ている人が違和感なく馴染めるイベントがいっぱい
・袷着物の選択肢が多い
・洋MIXも楽しみやすい

デメリットと対策法は

・そろえるもののお値段はちょっとお高くなりがち
→リサイクルやネットを活用しよう
・対応調整がうまくいかなくて荷物が多くなりがち
→短時間のお出かけで体感温度を知りつつ慣れよう

もし
「着物はじめたいなー。どうしようかなー・・・」
と思っているならば今!始めましょ☆

着物の下に華やかな色を纏って
しかもこっそり今のうちに着付の上達もできちゃう☆
今が最高です☆

では、また次回。
じゃいねー。

 

 

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