ごきげんよう、普段着キモノスキーの椎名さん。です。
本日は「夏だって日焼けしたくない!着物や浴衣の時の紫外線対策!」のお話です。
日焼けしたくない・・・
日焼けをすると赤くなってヒリヒリするし、
焼ければファンデーションの色も変わる・・・
しかも老化が加速するって言うし!!
紫外線・・・大敵!!
と思っている私と同じような方、いらっしゃるのではないかと思います。
とはいえ、着物を着ていると
日焼け止め使うと着物が汚れない?
袖があるんだからそこまできちんと塗らなくていい?
塗りなおそうと思っても着物に付きそうで怖いよ・・・
なんてこと思ったりしませんか?
本日は着物を着ている時の日焼け対策のお話です。
私自身は皮膚も弱く(敏感肌・乾燥肌)
日焼けはできる限り避けたい!!と思って過ごしているタイプです。
上に挙げた
着物・・・汚れないかな・・・も
身体は覆われてるから日焼け対策しなくても大丈夫なのかな・・?も
塗りなおすっていっても、どうやれば・・・?も
実際に私が疑問に思っていたことです。
今は試行錯誤の末私なりの紫外線対策をしています。
しっかり日焼け対策して着物ライフを送りたいよー!
という方に少しでも参考になれば幸いです。
→参考記事「夏の着物・浴衣ライフを快適に!夏を乗り切るための暑さ対策7選!」
私の日焼け止めスタイル
試行錯誤の末、現在の私の紫外線対策はこちらです。
できる限り洗える素材のものを着る
ひとつめは「できる限り洗える素材のものを着る」というもの。
夏場は汗をかくので
「着物も洗いたーい!」と思うことも多いということもありますが、
日焼け止めクリームが付いても洗える素材なら比較的安心☆
という側面もあります。
なので、夏場は洗える素材を選ぶことが多いです。
殊更気にしなくても
浴衣は綿やポリが多く基本的には洗える素材なので
あまり問題は感じませんが、
夏着物は正絹(洗えない)ものも多くあります。
その場合も襦袢は洗える素材のものを選びます。
肌に接する部分が洗える素材なら
汗や日焼け止めクリームが付いても洗えます。
とにかく「日焼け止めクリームがうっかり付いても洗える」
という安心感を持っておきます。
そして脱いだらなるべく早く洗います。
これは日焼け止めだけでなく
汗も早く洗い流したい!という気持ちからではありますが、
汚れは早めに洗った方が落ちやすい☆と思うからです。
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日焼け止めを塗るタイミング
洗える素材を着るからクリームがべったりついても大丈夫☆
とはやっぱりならないので、
塗るタイミングにも気を配っています。
基本的に着物を着る時は
化粧やヘアスタイルを整えてから着ますが、
日焼け止めも着物を着始める前に塗っておきます。
顔は化粧をするタイミングで塗ると思うので
特に気にしなくていいのですが、
その顔と同じタイミングで身体や首も塗ってしまいます。
私が身体や髪に使用しているのは
石鹸で落とせるスプレータイプの日焼け止めです。
手で塗るよりも楽に早く塗れますし
クリームタイプよりも早くサラッと乾いて
皮膚に密着してくれるように感じるからです。
お化粧の下地を塗るタイミングでスプレーしておけば
着物を羽織るタイミングではサラッとしています。
→参考記事「GRWM!?自分で着る着物どれくらい時間かかる?!私の2パターン☆」
それでもどうしてもべたつきが気になる・・・
という場合はベビーパウダーや日焼け止めパウダーを塗っても良いかと思います。
どうせ日焼け止めパウダー使うならそれだけでいいのでは?
と思ったりもするのですが、
日焼け止めパウダーだけで日焼けを防ぐのはちょっと難しいそうなので
あくまでも「補助」という形で使用するのが無難だそうです。
また、石鹸で落とせるタイプにするのは
もし襦袢や浴衣に付いても洗濯機で洗っただけで落ちるように・・・
という理由からです。
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塗りなおす時
(特に首元は塗りなおしたい)
次はお外で日焼け止め塗りなおしたいな・・・
と思った時のお話です。
着る前ならば広範囲を手早くバッと塗れる
スプレータイプが楽ちんですが、
お外で塗りなおす時にスプレータイプを使用したら
着物に付きまくる!!
クリームタイプだと手が汚れる!!
というわけで、お外で塗る時はスティックタイプのものを使用しています。
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色々試した私が現在使用しているのはSHISEIDOのもの。
こちらはメイクの上から塗ってもお化粧がヨレないので
お顔にも使用できますし、
スティックが緩やかにカーブしているので、
顔だけでなく首元などにも塗りやすくとっても便利です。
スティックタイプのものの中にも
クリーミーで柔らかいものもありますが、
こちらはバームも固めのテクスチャなので
皮膚にとどまってくれる感じもあって安心できてお気に入りです。
また、色も付いていないので顔にも身体にも使用できて
顔用、身体用・・・と沢山持ち歩くのが面倒な私は
この1本だけを鞄に忍ばせています(笑)
特にこれである必要はありませんが、
顔にも身体にも使用できる
透明で、硬めのテクスチャーで肌に密着してくれる
というタイプのものが着物の時の塗りなおしには向いていると思います。
塗り忘れがちな場所
(レース足袋の時も油断禁物)
お袖で隠れているから腕に日焼け止めは必要ないの・・・?
と思った頃もありましたが、
現在の私は腕にも塗っています。
それはやっぱりちょっとした拍子に腕って出てしまうから。
電車でつり革を持った時、
日傘を持っている時・・・
ふとした拍子に露出していたりします。
そこまでナーバスにならなくても・・・
とも思いますが、
どちらにしても手の甲には塗るので
そのついでに肘あたりまで塗る・・・という感じです。
また、忘れてはいけないのが足です。
素足やレース足袋に下駄やサンダル☆
は夏には涼しげで心地の良いものですが、
結構焼けます。
鼻緒の形に日焼けしたくないので
ここにも忘れずに塗っておきます。
帽子と日傘はお友だち
(浴衣と麦わらハットも相性GOOD)
最後は「帽子と日傘を使用する」です。
着物を着ている時に限りませんが、
日傘は常に持っています。
UVカット仕様のものならそのまま使いますし、
アンティークの布の日傘などは自分でUVカットスプレーをかけて使用しています。
日傘は紫外線のカットもさることながら
直射日光から守ってくれるので
熱中症対策としても重宝するアイテムです。
私は春夏秋冬UVカット仕様で晴雨兼用の折り畳み傘を鞄に忍ばせています。
ゲリラ豪雨だ!なんて時は雨を凌いでくれて
そのままさしていればいれば太陽が乾かしてくれる☆
というズボラな私にはぴったりのものです(笑)
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帽子もよく被りますが、
これは風通しの良い素材を選んで被ります。
風通しが良くないと帽子の中が蒸れて
逆に熱中症になってしまう可能性が上がってしまうからです。
私は麦わら素材のハットをよく被ります。
風通しも良いですし、かごバッグと合わせると
夏らしいコーデになってなんだか涼しげに見えるのでお気に入りです☆
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まとめ
着物で日焼け対策をする時に気にしていることは
・日焼け止めは着物を着る前に全身塗る
・塗り直しはスティックタイプが楽
・肘、足までしっかりと塗る
・帽子と日傘はお友だち
です。
日焼けしないことももちろん大事だけど、
できるだけ汚さないように・・・とか
できるだけ楽ちんに・・・・ということも追い求める
現在の私のスタイルです。
少しでも参考になれば幸いです。
では、また次回。
じゃぃねー。
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