【着物コーデ帳】やってみたかった!着物で銭湯!サ活!コーデ

私の着物コーデ日記

ごきげんよう、普段着キモノスキーの椎名さん。です。

本日は「【着物コーデ帳】やってみたかった!着物で銭湯!サ活!コーデ」のお話です。

この日の予定はサ活!!

近年「サ活」っていう言葉をよく聞くようになった気がします。
私の職場でも「サウナが好き!」という人が数人います。

ナニソレ?という方のために説明すると
サ活とはサウナ活動の略だそうで
健康目的でサウナを活用したり交互浴と言う入浴法でサウナを楽しむ事だそう。
そしてそのサ活を行う人のことをサウナーと呼ぶそうです。

職場のサウナ好きに聞くとサウナで「ととのう」のはとても気持ちが良いらしく
ストレス軽減にもいいらしいのです。

体験してみたいなぁ、行ってみたいなぁ・・・と思いつつも
休日は着物を着たいし、
サウナって暑くなるからその後に締め付けのある着物を着るのは不向きなのでは?
と思って二の足を踏んでいました。

でも!二の足を踏んでいてチャレンジできないのはもったいない!!
と思って行ってみることにしました。
私が行ったのは4月の半ばで今ほど気温も高くなく
東京都も緊急事態宣言を発令する前でした。

(私はサウナに行ってみたい!でも着物も着たい!と思って
色々試行錯誤して今回着ていますが
殊更に着物銭湯をおススメするものではありません)


コーデのポイント

この日はひとまずサウナ以外の予定はあまり気にせず
「銭湯でサウナに入る」ことだけに照準を当てたコーデを考えていきました。

もし着物で行ってのぼせてしまったら
次回からサウナに行く日は洋服で過ごせばいいし、
そもそもサウナそのものを楽しめるかどうかもまだ分からないんだから
ひとまず気になるポイントをクリアしつつやってみよう!
という気持ちです。

洗える素材にしたい

この日はたまたま雨予報でした。
なので、どちらにせよ洗える素材でのコーデが必要になるのですが
もし、晴れていたとしても銭湯に行くなら洗える素材がいいだろう。。。
と私は思いました。

もちろん着物を着たままお風呂やサウナに入ったりはしませんが
気になるのは脱衣所の湿気です。

どうしても絹は水分に弱いので
たとえ短時間と言えど湿度の高い所に放置するのは避けたいのです。

着物だけでなく帯もできれば縮まなそうな素材がいいなぁ・・・と思いました。

洗える着物と言えばウール、ポリエステル、綿・・・
と代表的なものはありますが、お風呂上りなら綿がサラッとしていて心地よいのでは?
ということで綿着物の中から選びます。

 

着脱が楽なものにしたい

私が通常家で着物を着るときに着付にかかる時間は
半幅帯で大体10分かかるかかからないか、
名古屋帯なら15分程度・・・というところです。

家で着替えるときは全身鏡の前に立って
急ぐこともなくのんびり着付をしますが
銭湯では人との共有空間で着替えますし、
鏡は私一人だけのものではありません。

できる限り鏡の前に立つ時間を少なく、
そして手早く着付けられるものを選びたい!と思いました。

というところを鑑みて
選んだのは名古屋帯ではなく半幅帯を、
そして着物の下に着るのは襦袢ではなく白い普通のシャツにしました。

これなら着物の下に着るものは自分のロッカーの前で着て
着物の裾と衿元を決める時だけ鏡の前に立てば大丈夫です。

荷物や紐はなるべく少なく!そして涼しく!

行きと帰りで着物を替える!!
なんてこともちろんしませんが、
それでも洋服よりも荷物が増えてしまうのが着物です。

そして銭湯のロッカーは決して大きくない・・・というイメージです。

荷物が多くなれば
その分お風呂に入っている間に着物にしわが寄ってしまう可能性が高まります。

この時は洗える素材を選ぶことは決めていたので
多少シワが入ってもアイロンで伸ばすことができますが
それでも極力シワは入ってほしくない!と思いました。

しかも行きはともかくとして
帰りはお風呂上がりのホカホカになった体を着物で包むことになります。
沢山紐を締めたりするのはじっとりしそう・・・
ということで
できる限り紐は少なく、帯板はヘチマ素材にして熱気を逃がします。

 

ぜんしーん。

そうして出来上がったのがこちらのコーデです。

襦袢の代わりに白いシャツを、
綿素材の中から選んだデニム着物+綿素材の半幅帯をカルタ結びにして
帯板はヘチマ素材
足元は雨が降っていたのでレインブーツ、
バッグは無印良品の麻素材のショップバッグで大容量なので
銭湯グッズもしっかり入れることができました。

行動した感想

久しぶりに銭湯に行って思ったのは
「脱衣所は昔に比べて湿度が低くてべたべたしてない・・・?」
ということです。

もしかしたら縮みにくいタイプの正絹ならそこまで傷まないのかも・・・?
と感じました。
とはいえ、私は怖いので今後も洗える素材でいくと思いますが・・・。

お風呂上りはやっぱり少し緩めに着付したほうが楽だなと感じましたし、
ヘチマ素材の帯板はやっぱり湿気を逃がしてくれて快適でした。

ヘチマ素材の帯板については夏場は本当に楽なので
キモノスキーには全力でお勧めしたいものです。

全身鏡はなかったのですが、
衿元を決める時だけ鏡の前にけば特に問題は感じませんでした。

これは旅行に行った時に
ホテルの上半身しか映らない鏡で着付をした経験が生きているのかもしれません。

→関連記事「着物で旅行できますか?パターンと気を付けるポイント」

2回目も行ってみた

そしてその日から数日、
サウナの楽しさにハマったうえに
着物で行っても問題なさそう!と思った私は2回目にチャレンジしてみました。

この日は晴れていましたが気温もさほど高くなかったので
着物はウールに、シャツではなく半襦袢を、
そして足元は足袋ソックス+草履にしました。

足元は草履の方が湿気を溜めることがなく
雨でなければ草履の方が快適だなーと感じましたし、
衣紋をしっかり抜くことでお風呂上がりの身体もだいぶ涼しく感じられました。

この日は通常の半襦袢を使いましたが、
今後更に紐を少なくしたい!と思ったら
Tシャツ型の半襦袢を使用するのもいいなぁと思っています。

それなら上から被るだけなので着るための時間も短くて済みますし☆

→関連記事「楽ちん!便利!おすすめの半襦袢の特徴と選び方」

 

まとめ

着物で銭湯!サ活!!をやってみて
ここは気を付けたらいいポイントだなと思ったのは

・洗える素材で湿度の高い状態でも大丈夫なように
・着替えは早くできるように
・紐は少ない方がのぼせないし荷物も減る
・ヘチマ素材の帯板は活躍する!

です。

わざわざ着物で行かなくても・・・
という場所もありますが、
着物着たい!と思うならすこーし工夫して行ってみよう☆
というお話でした。

余談ですが巷で噂の「ととのう」はとても気持ちよく
「これはハマる人の気持ちが分かる!!」
と強く思ってしまいました。

これからの季節は浴衣で下駄をカランコロン鳴らして銭湯に行きたいなぁと思います。

では、また次回。
じゃぃねー。


(この本が可愛くて好き)

 

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