ごきげんよう、椎名さん。です。
本日は「KIMONOanne. Vol.2」についてのお話です。
キモノスキーの皆様、もうお手元にありますか？
初めて聞いたなぁという皆様、ぜひこちらを読んでいってください。
今回はカバーガールが高畑充希さん。
付録はピカチュウの３wayバッグ。
読んだことない人は読みたくなる！
お手元にある方は読み返したくなる！レビューでごさいます。
「KIMONOanne. Vol.2」てなぁに？
KIMONOanne.はTAC出版さんが出している着物の雑誌のお名前です。
前身は「KIMONO姫（きものひめ）」。
こちらもカジュアルキモノスキーには定番の
可愛くも尖った着物雑誌です。
去年KIMONO姫（きものひめ）からKIMONOanne.に生まれ変わったのですが、
その理由はKIMONO姫（きものひめ）の編集をされていた田辺真由美さんが
前の会社を退社されて新しく作ったからなのですよね。
雑誌で着物を取り扱う！といえば正統派が多い中、
こちらの雑誌ではカジュアルで現代にマッチした着物を提案しています。
色鮮やかな着物や帯、華やかな帯結び、
ファッションとしての取り上げ方も楽しく見れますが、
フォーマルでない着物を取り上げている本はあれど
雑誌（つまりトレンドを扱っている）は中々ないのではないでしょうか。
以前のKIMONO姫は「アンティーク＆チープに」がテーマで
伝統も意識しつつ、モードに絵の中から飛び出てきたかのような華やかさもある
そんな印象でしたが、
KIMONOanne.はより日常に息づいている
普段の生活の中で着物を愛でている人にスポットを当てているように感じます。
前身の KIMONO姫。
これも大好き。
この雑誌は何故できたの？
これはとあるトークショーで聞いたお話なのですが、
ある年の年末、当時ファッション誌のお仕事をされていた編集者の田辺真由美さんは
着物にハマりかけていたそうです。
そして、とても落ち込んでいたそうです。
落ち込んでいた田辺さんが思ったこと。それは
「美しいものが見たい。美しい着物が見たい。
何故この世の中には私が見たいと思えるような着物雑誌がないのか。
何故だ！！！！」
そして気付いたそうです。
「あ、私が作ればいいじゃない☆」
と。
そして作ったのが、雑誌KIMONO姫だそうです。
その行動力！！すごい！！
とその話を聞いた私は感動しましたよ！！
トークショーでお話しされる田辺さんは
美しくバイタリティ溢るる女性でした。
着物姿も最高にカッコいいです☆
長く務めた出版社をお辞めになっても
名前を変えて着物雑誌を続けてくれてありがたい！！！
と心の底から思う次第です。
KIMONOanne.の素敵なところ
真似したい！ポイントが目白押し！
前述したようにこの雑誌はカジュアルで現代にマッチした着物を提案しています。
巻頭のグラビアページはモードで尖っていて
それ・・・真似できないよ・・・。
と思われるかもしれませんが、
ファッション誌の巻頭グラビアってそういうものだったりしますよね(笑)
ただし！着物は形は同じなので、素敵だな☆と思った色合いを真似たりすることができます。
私は色無地にモノトーンの派手柄帯のページは
「真似したい！」
と思いました☆
グラビアページのコーディネートだけでなく
KIMONOanne. Vol.2には「真似したい！」がいっぱい詰まっています。
クールでロックなコーディネート
ヘアアレンジや帽子との組み合わせ
大阪の商店会での着物お買い物ツアーなど等・・・
見ているだけでも楽しめますが、
やってみたいことや参考になることが沢山あります☆
男性着物も取り上げている
着物のお話をすると雑誌に限らず女性の話しか出てこないことは多いと思います。
私の知人にも着物男子はがいますが
「調べても女性向けの情報ばっかりで
自分が使える情報は探さないと中々出会えないんだよね・・・」
と嘆いていました。
KIMONOanne. Vol.2では男性キモノスキーにもスポットが当たっています。
とかく男着物と言えば地味な色合いが多い気がしますが、
そこはKIMONOanne.。
「地味なんて言わせないよ？」
とにやりと笑う男性着物がそろっています。
初心者キモノスキーも楽しめる！
着物に興味はあるけれど、私にわかるかな・・・。
という初心者キモノスキーも楽しめます！
洋MIXスタイルも載っていますし
Vol.2では兵児帯のアレンジ結びも載っています。
ここら辺は着物の中でもハードル低く楽しめるところだと思うので
是非に見てみて欲しいページです。
更にayaayaさんが「1000円着物コーデ」も公開していますから
お金をかけずに楽しみたいな・・・
と思っている人の参考にもなります☆
私の好きな特集
全力でKIMONOanne. Vol.2を推しておりますが、
今回の記事の中で私が好きだった特集をふたつご紹介します☆
おネコとキモノの蜜月関係
ひとつ目はおネコとキモノの蜜月関係。
美しい着物姿と可愛いネコさんの写真がたくさん見れます☆
我が家にも猫がおりますが、
ネコって着物好きなんですよね。。何故か・・・。
着付をしている時に紐や裾で遊ばれるのは大変に邪魔ですが(笑)
絹の質感が好きなのか着ようと思って出しておいた着物の上にもよく乗られます（これも邪魔です(笑)）
特集の中にも出てきますが、
着物グッズは猫をモチーフにしたものも多いのですよね。
私お帯や根付、扇子など結構持っています。
ネコ好きの方はページをめくる手が止まってしまうこと請け合いです(笑)
（うちのキジトラさん）
いつもの着物に合わせたい日本全国かごの会
もうひとつは日本全国かごの会。
これも私自身がかご好きだからです☆
着物をはじめた時
「着物の時のバッグ・・・何を持てばいいの・・・？」
と思って迷った時とても役に立ったのはかごバッグでした。
私が持っているのは今のところふたつ。
どちらも10年以上使っています。
きちんと作られた籠はとっても丈夫で長持ちなんですよね。
そして夏のイメージが強かったのですが、
着物を始めてからは冬も使うようになりました。
ストールを上にそっと被せたりすると違和感なく馴染んでくれます。
そんなお役立ちで大好きな籠が地域別、素材別に並べられ
かつ買えるショップが紹介されている特集。
今私は籠を増やしたいなと目論んでいるので
参考にしたいと思っています。
（10年選手のかごバッグ）
最後に
カジュアルキモノスキーの必読書と言っても過言ではないKIMONOanne.。
雑誌なのでトレドを抑えていますが、
何年も前のKIMONO姫も楽しく勉強になるので
今回のKIMONOanne. Vol.2も何年経っても楽しめるのではないかと期待しています。
今回のVol.2は発売日前に重版が決定したそうで
私のいつも行く本屋さんでも発売日翌日には品薄になっていました。
興味あるなーと思いつつ迷っている方はお早めに☆
では、また次回。
じゃいねー。
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