カバンの中に入っていると安心☆着物のお出かけ時に持っているもの

着物グッズ

ごきげんよう、普段着キモノスキーの椎名さん。です。

本日は「カバンの中に入っていると安心☆着物のお出かけ時に持っているもの」のお話です。

カバンの中に入っているものは安心材料

カバンの中に入っているものと言えば
定番ならお財布、携帯、ハンカチ、ティッシュ・・・
最近ならアルコールスプレー、マスクの予備、除菌シート・・・
というものでしょうか。
人によってはイヤホンやおやつなども必要だったりしますよね。

カバンの中に入っているものは
お出かけ時に必要なモノである場合も多いですが
「お出かけしている時の不安を解消してくれるもの」でもあると思っています。

例えば、
携帯の充電が切れた時のためにモバイルバッテリーを、
電車の中の暇つぶし用に文庫本を、
お化粧が崩れた時に化粧直し用のメイク道具を・・・
と、使用しないかもしれないけれど持っていると安心できる。
というようなアイテムも多いように感じます。

私にとって着物の時のカバンの中身は
この「不安を解消してくれる」アイテムに相当するように思います。
先に述べた定番のお出かけアイテムに加えて
着物の時は持って行こう☆と思えるアイテムがいくつかありますが
それは使わないでそのまま帰ることも多々あるからです。

本日はそんな
着物のお出かけ時にカバンの中に入っていると安心するアイテムのお話です。

出かけるシーンによって必要なものは多少は変わりますが、
沢山持ちすぎると荷物が増えるし、
でも何も持って行かないには心もとない・・・
と試行錯誤した現在の私のスタメン達です☆

少しでも参考になれば幸いです。




持って行くものたち

これがカバンに入っていると安心。
と思えるアレコレです。

腰紐

まずは何はなくとも!な腰紐です。
出先で帯が解けてしまった!!という時にあるととても便利です。
これは初心者キモノスキーの頃にお太鼓結びが上手くいかず
出先でほどけてしまった時に持っていなくて困ってしまったことがあるので
それ以来持って行くようになりました。

そしてこの腰紐はたすき掛けとしても使えます
出先でそんなにたすき掛けすることはないのでは?
と思われるかもしれませんが、
出先のお手洗いの手洗い場が水浸し・・・
という時などは私はたすき掛けにして袖を守りつつ手を洗います。

手を洗う時は、腕に巻き付けたり帯に挟んだりすることも多いのですが
たすき掛けの方が確実にお袖を守れるように思うので
手洗い場が綺麗でない時だけでなく、
お袖の長い着物を着ている時などはたすき掛けしています。

そういう時に使っている腰紐はレース素材のものです。
たすき掛けとして使うなら人の目に触れることも考えて
少しでも可愛いものを使用したいから・・・という理由です(笑)

レースの腰紐はモリスンの通常の腰紐に比べて少しだけ伸縮性があります。
なので、普段の着付にはモリスンの方がしっかり止まってくれるように感じます。
レース素材はあくまで「臨時用」「オシャレ用」という感じで使用しています。

ちなみに家の中では
100均などで売られている長いヘアゴム(切って使用するタイプのもの)を
結んでたすき掛けとして使用しています。

これは学生時代にアルバイトしていた料亭で
食器を下げる時などに使用していたたすき掛けの方法ですが
改めて紐を結ぶ必要もなく伸びる素材なので
背中からクロスして背負うだけでたすき掛けできるので
時短できて楽ちんです☆

そうかさばるものでもないので
私はレースの腰紐と100均のヘアゴムを両方持っていることも多々あります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

腰紐 レース 長尺 並尺
価格:1800円(税込、送料無料) (2021/9/9時点)

楽天で購入

 

 

クリップ


(鈴の付いている大きいサイズと、シンプルな小さいもの。持ち歩くのは小さい方)

お次は着物用のクリップです。
こちらも帯が崩れてしまって結びなおしが必要・・・
な時に使用します。

また、お手洗いの時に裾を帯に止める時などに使用する方も多いです。
(私は帯に挟み込んでしまいますが・・・(笑))

過去見かけた使用方法では
草履を脱いでお座敷に上がる時に
「自分の草履が分かるように」と
草履に名前入りのクリップを挟んでいる方がいらっしゃいました。

お着物の人が沢山いる会場だったので
確かに紛れてしまうこともありそうで
「分かりやすい上にオリジナルのクリップとかお洒落!!!」
と目を見開いてしまいました☆

余談ですが、私は着物を着る時にクリップの代わりに
洗濯ばさみで着付けていたことがありますが、
その後着物クリップを導入してからは
「絶対に着物クリップの方がいい!!」と感じています。

布を挟んでもビシッと止まって滑りにくく安心感があります。
また、ながーい年月使用することを考えると
洗濯ばさみよりも耐久性に優れているだろうなと感じるからです。

初心者キモノスキーの頃は
「洗濯ばさみでもOKな使用方法なのにそこそこお高い・・・」
と怯んでいましたが、
これは専門の物を購入して良かったなぁと思うもののひとつです。

 

風呂敷


(バッグとして使うこともできる☆)

3つ目は風呂敷です。

お座敷に座った時などは膝にかけて裾の乱れを隠すことができますし(笑)
防寒にもなります(ちょっと膝に1枚かかっているだけでぐっと暖かいです)。
また、お買い物した時にエコバッグのように使用したりもします。

初心者キモノスキーの頃は結構この風呂敷をバッグにしていたので
それなりの数を持っているのですが、
バッグとしてほとんど使用しなくなった今もカバンにあると安心です。

今は撥水加工の風呂敷もあるので
「雨が降るかもしれないけどどうだろう・・・」
なんて時にカバンに1枚あると
ちょっと帯を雨から守れたりもするので便利です。

私はキモノ葉月さんに行くときは風呂敷とエコバッグを持って行きます。
そうすると買ったものを風呂敷に包んで
エコバッグに入れてくれるので、
買った着物が崩れてシワになることもなく
袋を頂かなくてもいいのでエコです☆

これは友人が実践しているのを見て
「素敵!」と真似させてもらいました☆

→関連記事「キモノスキーの聖地(?!)初心者からベテランまで楽しめるキモノ葉月さん」

 

手ぬぐい

お次は手ぬぐいです。
手を拭くためのハンカチはそれはそれで持っているのですが
手ぬぐいもまたバッグに忍ばせておくと便利です。
私は場合によっては手ぬぐいを2枚持参するときもあります。

サイズが大きくて薄手なので
かさばらないのがとてもお気に入りだからです。
(私の持っているハンカチがタオルハンカチばかりだからかもしれませんが・・・)

お食事の時に帯に挟んで食べこぼしが着物や帯に落ちるのを防いだり、
通常のハンカチのように使用したり・・・

私が重宝しているのはお化粧直しをする時
衿元にV字にして肩に置くだけなのですが、
粉飛びから着物を守れます。
(その時は手を拭いて濡れた手ぬぐいではなく乾いたものを使用します)

朝は着物を着る前に化粧をするので特に気にする必要はありませんが
出先でお化粧直しをする時は着物を着たまますることになります。
できる限り着物への粉飛びは回避したい・・・!!
と思って手ぬぐいを首にセットするようになりました。

手ぬぐいは季節の柄のものも多くあって
友人にはタペストリーのように飾ったり
敷物として使用したりする人もいます。

かさばらないし、使用できるシーンが多いので
可愛いものを見かけるとつい購入してしまいます(笑)

 

扇子

扇子が活躍するのは夏だけでは?!
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、
私のカバンの中には春夏秋冬入っていることが多いです。

何故なら冬場も暖房で暑かったりするから。
着物を着ていると大幅な着脱は難しいので
少し風を送って湿気と熱を逃がすようにしています。

冬場に持ち歩くようになったのは数年前の忘年会がきっかけです。
その日のメニューは鍋で、
お酒も入って体温は上がり、
暖房もきいているし、
何より鍋から上がる湯気が暑かったのです(笑)

夏場はすぐに取り出せるように帯に差し込んで持ち歩くことが多いですが、
冬場は扇子ケースに入れてカバンに忍ばせておきます。

冬は活躍の機会も少ないので
カバンの中で飲み物の結露が付いて傷んだりしないように・・・と思うからです。

→関連記事「夏の着物・浴衣ライフを快適に!夏を乗り切るための暑さ対策7選!」

 

安全ピン


(まとめておくとバラけないし、危なくない)

最後は安全ピンです。
これは写真のように数本をまとめてセットして持っています。

これこそ活躍しないに越したことはないお助けアイテムです。
・・・とはいえ、過去活躍したこともあります。
それは古い着物の糸が出先で切れてしまった時です。

リサイクルやお下がりなどどうしても
生地も糸も経年劣化しますから思わぬ時に切れることもあります。

小さなソーイングセットを持ち歩いてササっと繕う・・・
ということが可能な場合もあるかもしれませんが、
着たまま繕うのはあまり現実的ではありません。。。

そして布に穴が開くのは避けたい!とはいうものの
今この瞬間ほつれを留めておかないと
どんどんほつれが大きくなってしまう!とか
そもそも今が恥ずかしい!!
なんて時は背に腹は代えられませんからね・・・。
安全ピンで応急処置します。

あくまで応急処置なので
帰宅したらきちんとしたメンテナンスは必要ですが
万が一に備えて持っておくにはかなり優秀なアイテムです。

私は初心者キモノスキーの頃襦袢と着物のサイズが合ってないことに気付かず
そのまま出かけてしまい、
どう直しても袖から覗いてしまう長襦袢のお袖・・・ということがあり、
そのはみ出た部分を内側から安全ピンで留めて隠したこともあります。

昔のファッション雑誌の着物を見ると
襦袢を袖から出している着付も見かけるので
「絶対に袖から襦袢が見えてはいけない!」
というものでもないようですが
その時見えていた素材はとっても「下着」感があったので恥ずかしかったのです。

※昔は襦袢の方を袖より長くして着物の袖が汚れにくいように仕立てるやり方もあったそうです。
ジャケットの袖よりワイシャツの袖の方を長く仕立てるお洋服の文化と似ていますよね。

安全ピンは「もしもの時」に備えて持っていますが
できるだけ活躍はしてほしくないなぁと思う一品です。

これについてはお洒落なモノよりも
シンプルなものの方が針も細く着物に空く穴も小さく済むので
手芸屋さんや100均で購入しています。

→関連記事「普段着物着た後どうしてる?ズボラなルーティンの現実」

番外編

ここでは持ち歩いているものの番外編のお話をします。
ちょっとだけお付き合いください(笑)

ポーチ

持ち歩いているものは基本的に使わないまま帰ることも多いので
「着物でお出かけする時のセット」として
常に小さいポーチに入れておいてそのまま保管してあります。

そしてお出かけするときは
そのポーチのままその日のカバンに入れます。

ポーチに入れているのは
腰紐・着物クリップ・安全ピンの3つ。
風呂敷・手ぬぐい・扇子はその日の気分で替えるのでその時々で替えます。

入れているものはとても小さなものなので
小さなポーチに入れてあります。

私が使用しているのは
10cm×15cm×3cmくらいの小さなものですが
それでも必需品を入れただけでは容量に余裕があるので
目薬とリップとパウダーくらいの化粧直しグッズを入れていくこともあります。
(私の化粧直しはこれくらいなので・・・(笑))

化粧直しに使うパウダーは最近は&beのものがお気に入りです。
サイズもコンパクトで粉飛びが少なく
しっかりマットにサラッと仕上げてくれるのに乾燥を感じにくいからです。

→参考記事「普段着物の時のお化粧どうする?ポイントとおススメ☆」

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

&be(アンドビー) プレストクリアパウダー SPF27 PA++
価格:3300円(税込、送料別) (2021/9/9時点)

楽天で購入

 

 

サブバッグ


(小さいカバンは可愛いけど入るものが少ない・・・)

可愛いカバンは小さいけれど
可愛くあるためにはどんどん荷物が増えがち・・・と思うんですが、
やっぱり可愛いカバンが使いたい!!
という時はサブバッグを持って行きます。
(もちろん風呂敷でバッグを作ることもあります)

水便補給のためのペットボトルや水筒、
その日買ったもの、
コーデ写真を撮るための自撮り棒もサブバッグに入っていることもあります。

→関連記事「普段着物に合わせるカバン☆着物でも洋服でも使えるアイテムはこれ!」

 

今後手を出したいもの

今は持ち歩いていないのですが
これを持ち歩いていたた素敵なぁと憧れているものがあります。

それは「懐紙」
お茶会の時などにお菓子を乗せて食べる綺麗な紙!という印象で
祖母に貰ったこともあるのですが、
幼い頃の私は全く使いこなせませんでした(笑)

学生時代働いていた料亭で
時折心付を頂くことがあったのですが
その時に懐紙にくるんで渡してくれる方が何人かいらっしゃったんですよね。

季節の模様が描かれていたり透かしが入っていたり・・・
ととても素敵だったのを最近よく思い出すのです。

祖母はちょっとしたメモを人に渡す時に使ったりもしていて
当時の私は
「そんな綺麗な紙をそんな無造作に・・・!!」
とあわあわしていましたが、
思い返すとそれも素敵な使い方だったようにも思います。

いつかは懐紙を使いこなせる大人になりたいなぁという憧れです☆

 

まとめ


(カバンの中に安心を詰めて☆)

カバンに入っているのは必要なモノのほかに
「あると安心させてくれるお守り」の要素もあります。

着物のお出かけ時、私のカバンに入っているのは

・腰紐
・着物クリップ
・風呂敷
・手ぬぐい
・扇子
・安全ピン

番外編として

・基本的に常に小さなポーチ入れてそのまま保管
・小さいバッグの時は時々サブバッグ
・今後は懐紙に手を出したい☆

です。

できるだけかさばらず、安心を手に入れて
お着物で楽しくお出かけができますように☆

では、また次回。
じゃぃねー。

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました