【着物コーデ帳】木綿着物で青山ブックセンターに岸田奈美さんのエッセイを買いに☆

私の着物コーデ日記

ごきげんよう。椎名さん。です。

本日は、着物コーデ帳です。

本日の行く場所

この日は本屋さんに行くつもりでした。
行く本屋さんは「青山ブックセンター本店」
ここに買いたい本のサイン本があるらしいと聞いたので行ってきます。

欲しいのは岸田奈美さんのエッセイ
職場の人に激推しされてnoteを読んだのですがとても面白い。
これは絶対本も面白いに決まっている。
というわけで買いに行こうと思いました。
Twitterでもバズっていたのでご存知の方は多いかもしれません。

よくよく考えてみたら青山ブックセンター。。。
今は無き六本木店(いや、なくはない。形を変えただけで)や
自由が丘店にはよく行っていましたが
本店にはほとんど行ったことがないのでは・・・?
場所は浮かぶので初めてではないはずですが、
多分相当に久しぶりのはずです。

どんなコーデにしよう

まずは長着・・・

青山ブックセンター本店は名前の通り青山にあります(そりゃそうでしょうよw)
青山・・・・お洒落だー・・・。

お洒落タウンゆえにどんな格好をして行っても受け入れてくれる懐の深さ
がっつり華やかでもめっちゃカジュアルでも大丈夫。
気候も雨上がりで湿度は高いけれど、降水確率は低く気温も過ごしやすい。
選ぶ幅は広いです。

目的地は本屋さん、そして日常を描いたエッセイを買いに行くので、
華やかでお上品なものより普段に馴染むような
カジュアル寄りの生活にしっくりくるようなものが着たいなぁ。。。。
というわけで長着は木綿のチェック模様のものに決めました。

帯や小物はどうしよう

選んだ長着は濃紺のチェックなので、
どんな帯や小物も大抵受け入れてくれます。
それはまるでどんな思想も受け入れてくれる本屋さんのよう。

色遣いは少なくしてシンプルにシックにしても良さそう。
濃紺はハイソな青山の学生さんのブレザーっぽい色でもあるので
半衿はシャツっぽく白にしたいな。
実際に襦袢の代わりにシャツを着ることも考えましたが、
シャツを中に着るには少し気温が高いように感じたので
今日は半衿を白にすることでシャツっぽさを表現です。

長着・半衿・帯をシンプルな色で揃えたら、ひとつ挿し色が欲しい。
モノトーンそのままでもいいけれど、
濃紺ブレザーのシンプルなファッションに靴下が赤。
とか素敵だし、青山に似合いそう☆
ということで赤い足袋ソックスと三部紐で赤い色を添えて。

ぜんしーん

そして出来上がったコーデがこちら。

黒っぽく見えますが、自然光の下で見ると濃紺のチェックです。
青山ブックセンター本店に居そうな感じが出ましたでしょうか・・・。

使った帯留はこちら。


万年筆で書いたラブレターです☆
買いに行った本のタイトルが
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
なので、これはきっと家族へのラブレターのように読めるんだろうな。
と思ってこれにしました☆

まとめ

綿の着物で裏地が付いていないものは滑りが悪いです。
着付するときもちょっとした調整をしようとすると引っ掛かりがあります。
もしお持ちなら正絹かポリでできた襦袢を着ることをお勧めします。
そのほうがきっと着付が楽だと思います。

足元の挿し色は全身で見た時にグッとお洒落な印象になるので
足袋ソックスお勧めです☆(最近足袋ソックスの回し者のよう・・・でも本当に便利なの)

ちなみにこの日買おうと思っていたサイン本は私が行った時にはもう売り切れていて
手にすることはできませんでした。
サイン本・・・50冊あったらしいのですが
24時間を待たずして完売・・・大人気・・・。

仕方ないのでサインの入ってない方を購入して
青山マルシェでお気に入りのスパイスを買って帰りました。

買って帰った本の話

これは着物のブログなので書くの躊躇ったのですけれど。。。
とても面白い本なので書かずにはいられない。

「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
というタイトルの通り岸田奈美さんのご家族について語られているこのエッセイ。

「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
これは、私にとって理想だなと思います。
家族なんだから(親族なんだから)親しくて愛し合ってて当たり前。
みたいな風潮があるように感じるのですが、
そんなわけないじゃん。
と私は思っている。

このエッセイには近しいからこそ見える家族の顔と
ある種の客観性を持った視点がちょうどいいバランスで存在している

家族って否応なく受け入れなければならなずしんどい思いをする側面もあるし、
私個人としてはしんどい思いをするくらいなら逃げていいと思っている。
でもまぁ結構好きな人が相手なら
ちょっとくらいのしんどさは受け入れられるものじゃん?
とも思っている。

だから「愛したのが家族だった」っていうのは理想だなと思うのです。

私は「はじめに」を読んで笑って、
最初の「弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった」を読んでちょっと泣いた
最初からこれだけ掴まれるってどうよ?!と思いながら読み進めている。

読みやすいエッセイなのですぐに読み終わることができる。
でもなんだか勿体なくてまだ全部は読んでいない。
(でもきっと今日には読み終わってしまう)
早く2冊目の本出してくれないかな・・・。と思う。
そして岸田奈美さんを紹介してくれた職場の人に感謝している。

ではまた次回。
じゃいねー。

 

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