着付教室にいかなくても着物は着られる!その方法!!

ハウツー

ごきげんよう、椎名さん。です。

本日は「着付教室にいかなくても着物は着られる!その方法!!」のお話です。

着付教室って絶対に必要?

着物を着れるようになるためには
着付教室に通わなきゃいけないと思う人、多いのではないでしょうか。

でも教室に通うと結構高いし・・・。
でも無料って謳っているところも実は売りつけられるっていう噂も聞くし・・・。
でも同じ時間に同じ場所に通うの難しいし・・・。
そもそも通える範囲に着付教室ないし・・・。

という方にお伝えしたい。
着付教室に行かなくても着物は着られるようになります!

人に着せられるようになりたい!とか、
着付師さんになりたい!とかなら
教室に通った方がいいと思います。

でも自分が普段着るためならば
着付教室に行かなくても着られるようになります。

実際に私自身も教室には通わず着物を着られるようになりました。

今日は私が着付教室に通うことを選ばなかった理由と
実際にどうやって着付を覚えたかのお話をします。


(教室に行かずともこれくらいなら着られるようになります)

私が着付教室に通わなかった理由

確かに着付教室には着付教室のメリットがあります。
初めからきちんと教えてもらえた方が早く綺麗に着られるようになりそうです。
そう思いながらそれでも私が着付教室に通わなかった理由はこちらです。

決まった時間決まった場所に通うのが難しい

基本的に着付教室は決まった時間、決まった場所で行われることが多いです。
当時の私にはそれが難しくいわゆる大手のお教室は無理でした。

では振替授業を臨機応変に行ってくれる個人の教室ならどうかと言うと、
こちらは個人ゆえにどういう個性の教室なのかが見えにくく、
どういうところを選べばいいのかが分からない

自分の好みがはっきりしていれば好みに合うところを探せばいいのですが、
好みも何も分からない初心者キモノスキーの頃は自分の基準もなく
選ぶのは途方もなく難しかったのです。

そんなに着物を好きになれるか分からない

現在でこそ年間100日以上着物を着て過ごしていますが
始めるときはどれほど着物を好きになれるか分かりませんでした

不器用だし、そもそも飽きっぽいし・・・。
そんな状態で高いお金を払って習うのはちょっとリスキーな気がしました。

もし高いものを売られそうになったら断る自信がない

無料と謳っている着付教室に行ったのに
講座の途中で販売会があって高いものを売られた・・・。
という噂を聞いた時
「欲しくないなら断ればいい」
とは思いました。

でも正直に言って私は断る自信がありませんでした
そもそも着付を習いに行った先でそれ以外のことに労力を使うのも嫌でした(笑)

着付教室に行かずに着付を学ぶ方法

以上の理由から教室に通わずに着付を習得することにした私が行ったのは以下の方法です。

本から学ぶ

巷には沢山の着付本が溢れています。
正直どれが良くてどれがいいのかは分からなかった初心者キモノスキーの頃。
私はひとまず本屋さんに行きました。

何冊か立ち読みしてみると
似たようなことを書いてあるけれど
こっちの本の方が写真が見やすいな。。。とか
何となく好きだな・・・。
というのが見えてきます。

その中の何冊かを買いました。

それを見ながらイメージトレーニングをして着付をしてみました。

本のいいところはいくつかありますが、
まずは自分のペースで読み進められるところ。
複数人が参加する教室ならカリキュラムに合わせた進行になりますが、
本なら自分の分からないところはゆっくりじっくり読み
もう習得したところは読み飛ばす。。。というようなことができます。

私のおすすめの読み方は
まずは何度も読んでイメージトレーニングをして
それから着付に実際にチャレンジしてみるやり方です。

お料理の本でもそうですが、
ある程度暗記している状態で実際に手を動かすと
ポイントを確認するくらいしか見なくても良くなりますし、
全ての手順をじっと見ながら着付するよりも手際が良くなるので時間もかかりません。

本のいいところのふたつめは
1冊の本の中に色んなコーデが載っていること。

着付とは直接関係ないのですが、
沢山の着物姿を見ていると
「この色合わせ素敵だな」
「この模様好きだな」
という好みが見えてきます。

これは今後着物を着ていく過程で
「どう選べばいいのか」
の指針にもなります。

だからこそ、本屋さんで見比べて
自分の好きそうな1冊を手に入れて欲しいです。

ちなみに私が着物をはじめた時に使ったのはこちらの本。

シンプルで分かりやすく無駄がないと感じて選びました。
DVDも付いているので、映像の方が分かりやすいよ!という方にも使いやすいかと思います。

呉服屋さんで教えてもらう

お次は呉服屋さんで教えてもらう方法。
え?それって着付教室と何が違うの?!と思う方。
ちょっと違うんですよね。

呉服屋さん主催の着付教室もありますが、
それとは違って教室ではなく店員さんに教えてもらうものです。

大手でなくても呉服屋さんやリサイクルショップでは着付を教えてくれるところもあります。
そういうのは無料~1000円くらいのところが多いようです。
(もちろんやっていないお店もあるので要確認です)

私は仕事の近くにある呉服屋さんで数回教えてもらいました。

ポイントは同じ曜日や時間に通わなくて良いところと
最低限の金額で最低限の着付を教えてもらえるところです。

ただ、こちらについてはかかる金額は最小限といえど
教えてくれるのは「お客さんだから」ってことを忘れないようにしましょう。

そのお店で今までもこれからも1回もお買い物をするつもりはないけれど
着付だけは習いたい。
というのはちょっとムシが良すぎますものね。

例え腰紐や衿芯などの小物を買う時だけでも
そのお店を贔屓にするなど、いくばくかのお金は落としましょう。

この呉服屋さん(や着物屋さん)で教わるという方法は
店員さんと顔見知りになるということでもあるので
困った時の相談相手を作る手段としてもおススメです。

例えば将来的に人の結婚式に参列することになった時や
着付でなんだか上手くいかないことが起きた時、
係りつけの病院のように最初に聞くことのできる人がいるというのは心強いものです。

ネットで調べれば色々情報は出てきます。
でも人に聞く機会があるっていうのもちょっと違う情報が入ってきたりするので
そういう意味でもお勧めです。

(でも、あまりにも高いものや自分にとって不要だなと思うものを売りつけられたとか
あまりにも感じ悪いとかそういう時は迷わず止めましょうね)


(小さなお買い物でも贔屓のお店で買うのは大事)

ネットで動画を見て学ぶ

最近はYouTubeでもいろんな方が着付動画を上げてますから
これを使わない手はないです。

全国どこにいても見れますし、
ゆっくり再生することもできるので
分からないところはゆっくり見てやってみる。
というような使い方も可能です。

いろんな方がやっているので、
自分の好きなやり方の方を見つけて是非真似してみてください。

私は基本の着付は本と呉服屋さんのレッスンで習得しましたが
新しい帯結びにチャレンジするときや
着ていて「?」となる時のコツなどは動画で学んでいます。

基本的なことから細かいところまで
探せば出てくるところがネットのいいところです。

知り合いや親戚に習う

これはできる人とできない人がいますから番外編のような感じですね。

もし身の回りに着物を着れる人がいて
その人が「教えてもいいよ」と言ってくれるなら
その人から教わるのもアリです。

自分で着られるからと言って
みんながみんな教えられるスキルを持っているわけではないので
そこは個人でやり取りするしかありません。

でももし周りに「教えてもいいよ」
と言ってくれる人がいるのだとしたらそれはとてもラッキーです。

際に着ている人は教科書に載っている以上に
実生活に役立つ知識やコツを持っていることが多いですからね。

ただし、教えてもらうということは
その人の時間や労力を割いてもらうということなので
きちんとお礼はしましょうね。
(当たり前ですけど)

まとめ


(何度も着てトライアンドエラーを繰り返すのが唯一の道なのです)

着付教室に通わずに着付を習得する方法は

・本から学ぶ
・呉服屋さんで教えてもらう
・ネットで動画を見て学ぶ
番外編で
・知り合いや親戚に習う

です。

日常で着るならここに書いてある方法を実践すれば着られるようになりますし
その過程である程度のルール(というほどのことでもないですが)も耳に入ってきます。

殊更に高いお金を払って
長い時間を使って教室に通わなくても大丈夫です。

ある程度着られるようになって、それでも
「やっぱり着付教室行きたいな」
と思ったら、その時に行くということもできます。

まずはハードル低く、袖を通してみることがお勧めです。

そして着付が上手くなるコツは
「何度も着る」
これに尽きます。

着付教室に通っても、
独学で覚えても、
やっぱり上達のためには回数が必要です。

歩いてみたら着崩れたり、
なんだか衿元が浮いてしまったり、
時間が経ったら帯が緩んでしまったり・・・・。

これらはすべて私の失敗ですが
毎回「じゃぁどうやったらそれは解消できるのだろう?」
とトライアンドエラーを繰り返しながら上達してきました。

ひとそれぞれ体型は違いますし
手が持っているクセも違います。
それを少しずつ自分のものにしていくのです。

だからこそ着付教室に通うことにこだわらず
まず着てみませんか?

ここに書いてあることがお役に立てば幸いです。

では、また次回。
じゃいねー。

 

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